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2015 年度 実績報告書

リアルタイム難易度調整と分散制約最適化に基づく人の大規模運転行動データの収集

研究課題

研究課題/領域番号 25540092
研究機関国立情報学研究所

研究代表者

PRENDINGER HELMU  国立情報学研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (40390596)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードリアルタイム難易度調整 / オフライン学習 / オンライン学習 / エコドライブ難易度生成 / IntelligentDriverModels
研究実績の概要

平成25年度には、未来の交通手段や災害に対する人々の反応などの、実社会では収集不可能な有益な人間行動データを収集するクラウドソーシングの為の新しい手法を提案する為、対象者の動作が簡単すぎたり難しすぎたりして、ユーザが退屈や挫折する状況を避ける為のリアルタイム難易度調整を適用した。そのために2つの手法を準備する必要があった。一つは、対象者のオフライン学習であり、もう一つは、ユーザのスキルレベルに応じた難易度のオンライン調整である。オフライン調整においては、学習環境モデルを必要としない為、エコドライブ難易度生成の最適なポリシーを、学習させる為に充分な手法として採用した。エコドライブシナリオの為に、信号と車の二つの対象の学習を行い、運転パラメータを環境配慮モードに設定したコンピュータ制御の車両を用いてシミュレーションを行った。オンライン調整では、現実に近い多様な運転行動を備えた対象車を配置する為に、最も重要な状況a.追走行動b.車線変更c.交差点での行動の為のIntelligent Driver Models(IDMs)を実装し。対象車が目立たないようにユーザの課題状況を作り出すことができた。平成26年度は、分散制約最適化(DCOP)問題としてのリアルタイム難易度調整を用いたエコドライブシナリオのコーディング、ならびにSNS上のエコドライブ行動データのクラウドソーシングに関する実証研究を行った。平成27年度は、延長期間としてYahooクラウドソーシングによる実証実験を実施した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] Extending real-time challenge balancing to multiplayer games: A study on eco-driving2016

    • 著者名/発表者名
      Helmut Prendinger, Kamthorn Puntumapon, and Marconi Madruga
    • 雑誌名

      IEEE Transactions on Computational Intelligence and AI in Games

      巻: 8 ページ: 27-32

    • DOI

      10.1109/TCIAIG.2014.2364258

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著 / 謝辞記載あり

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公開日: 2017-01-06  

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