現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成25年度の計画に対して、(1)ミクロデータによる行動モデル構築手法と(3)対話型シナリオ構成については、マーケティングとweb広告を題材として、ジャーナル論文2編(b)(c)として成果を発表した。(2)マクロデータによるモデルパラメータ設定については、金融市場を題材として、書籍1編(a)とジャーナル論文1編(d)として成果を発表した。モデル化手法の構築といくつかの分野における試作システムの構築に関して順調に進展したと考える。 (a)川久保 佐記, 和泉 潔, 「第10章 金融市場分野における危機管理」in 板生 清 監修, 「危機管理方法論とその応用」, シーエムシー出版, pp. 197-214, 2013. (b)和泉 潔, 池田 竜一, 山本 仁志, 諏訪 博彦, 岡田 勇, 磯崎 直樹, 服部 進, 可能世界ブラウザとしてのエージェントシミュレーション ~ ターゲットマーケティングへの応用 ~, 電子情報通信学会論文誌 D, Vol.J96-D, No.12, pp.2877-2887, 2013. (c)柴田 一樹, 和泉 潔, 磯崎 直樹, 吉村 忍, 閲覧行動タイプに基づいたウェブ広告配信シミュレーションモデル, 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌),Vol. 133 (2013) No. 9 P 1762-1769. (d)水田 孝信, 和泉 潔, 八木 勲, 吉村 忍, 人工市場を用いた値幅制限・空売り規制・アップティックルールの検証と最適な制度の設計, 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌),Vol. 133 (2013) No. 9 P 1694-1700.
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