ソフトコンピューティングの観点からファジィ雰囲気場理論を構築し、ロボット人間集団が「さりげないコミュニケーション」を行う様子を実施検証した。 初年度に、ファジィ雰囲気場理論の構築を行い、眼球ロボットや各種情報入力装置5セットをインターネット接続して実験環境を整備した。 2年目の最終年度には、初年度に構築した実験環境の下で、提案したファジィ雰囲気場理論を適用し、一般家庭のリビングルームの設定で、5台の眼球ロボットとホストとゲスト2名および飛び入り1名の計4名の人間が、「さりげないコミュニケーション」を行う様子を実演し、それらの結果を国際会議全体講演やジャーナル論文に発表した。
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