研究課題/領域番号 |
25540123
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
細川 浩 京都大学, 情報学研究科, 講師 (90359779)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 神経科学 / 情報学 / ロボット / 社会性 |
研究概要 |
マウス用の画像解析を用いた行動解析ソフトウェアおよびハードウェアを作成し、行動解析システムの構築を行い、さらにメダカ、ゼブラフィッシュを用いた小型魚類用の行動解析システムの構築を行った。重心位置の他多関節モデルにフィットさせることにより、立ち上がり、毛づくろいなど、マウンティング等の姿勢変化についても自動判別をすることが可能となった。2匹のマウス、ゼブラフィッシュ、メダカを用いて作製したシステムにより解析を行いデータを取得し解析を行っている。遺伝子変異動物については、マウスに先行しゼブラフィッシュ、メダカを用いてセロトニン関連遺伝子をTALENおよびCRISPR法を用いて作製し相互作用の解析をおこなったところ、対象への接近以外にも姿勢制御や予備動作等、野生型と比べ様々な行動特徴の変化が観察された。マウスロボット相互作用については、データの取得を行いながら現在解析をすすめている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
マウスの準備について、予想よりも出産数が少なく実験のデータ取得に若干の遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
相互作用解析のためのハードウェア、ソフトウェアの構築は終了したので、これを用いて得られたデータの解析を予定どおりに進めていく。マウスの個体確保に遅れが生じていたがマウスとマイクロマウスロポットの相互作用解析を主に進めていく予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
マウスの交配が予定よりも遅れたため、マウス用の消耗品として計上を予定している。 マウス用の消耗品を購入する予定である。
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