研究課題
挑戦的萌芽研究
ショウジョウバエの匂い記憶学習の解析は長い歴史を持つが、近年の蛍光プローブ作成技術の進歩によって神経回路1細胞レベルの解析が可能になりつつある。本研究の目的は、2光子励起顕微鏡により取得した蛍光画像を4次元解析するための画像処理手法を確立することにある。平成25年度はスライス像の位置合わせに取り組んだ。平成26年度は、位相限定相関法によるスライス画像の位置合わせに加えて、蛍光画像のスタックに取り組んだ。3次元スタックを精密にアライメントし、3次元像の時間変化を計測することに成功し、論文として発表した。
制御工学