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2016 年度 研究成果報告書

リン酸の酸素安定同位体比を指標とする海洋一次生産とリン循環の研究方法論の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 25550010
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 環境動態解析
研究機関東京大学

研究代表者

宮島 利宏  東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)

連携研究者 梅澤 有  長崎大学, 水産・環境科学総合研究科, 准教授 (50442538)
研究協力者 Ferrera Carissa M.  
森本 直子  
栗原 晴子  
San Diego-McGlone Maria Lourdes  
中村 隆志  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードリン / 酸素安定同位体比 / 沿岸海洋生態系 / 富栄養化 / 同位体分別 / 起源解析 / 熱帯海洋 / サンゴ
研究成果の概要

水域における富栄養化の最も重要な要因の一つであるリンの動態と供給源を解明する有力な手法として、リン酸の酸素安定同位体比を指標とする方法を熱帯沿岸海域に初めて導入し,適用した。熱帯沿岸海域における主要な一次生産者である造礁サンゴ、海草、大型藻類、プランクトンの代謝が環境中のリン酸酸素安定同位体比に及ぼす影響を実験的に定量評価した。また事例研究として、フィリピン北部の富栄養化した内湾域に本法を適用し、富栄養化が持続している主要な原因が漁業規制実施前に投入され堆積物中に蓄積されたリンの溶出回帰に求められることを立証した。

自由記述の分野

海洋生態系生態学

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公開日: 2018-03-22  

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