• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

内分泌かく乱物質の次世代影響とゲノムインプリンティング

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25550042
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関有明工業高等専門学校

研究代表者

冨永 伸明  有明工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (30227631)

連携研究者 山口 明美  有明工業高等専門学校, 教育研究技術支援センター, 技術職員 (90399262)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードヒストン / ビスフェノールA / 線虫 / 内分泌かく乱物質
研究成果の概要

本研究では,内分泌かく乱物質であるBisA曝露を多世代にわたって行った線虫受精卵のヒストンH3のメチル化およびアセチル化修飾状況を定量的に解析することに成功した.線虫は,BisA曝露で経世代的に産卵数が減少することを報告しているが,本研究の結果から,その際に受精卵中の細胞において特異的なヒストンH3Lys4のジメチル化修飾体,Lys9のアセチル化修飾体が減少していることが分かった.このことは,内分泌かく乱物質の経世代的な影響はエピジェネティックな修飾として次世代の受精卵に受け継がれる可能性が高いことを示すものである.

自由記述の分野

環境生物化学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi