研究課題
挑戦的萌芽研究
水中微粒子の除去方法としては、強制濾過や凝集剤の添加などがあるが、より環境に配慮した方法が求められている。本研究者は水中の固体微粒子の沈降速度が電場印加によって飛躍的に増加する「電場沈降効果」現象をこれまでにあきらかにしている。流動状態での電場沈降効果は電界強度0.3 V/mmDC以上で観測された。流速が小さいほど効果が大きくなった。電場沈降効果を最大にするためには流動経路の最適化が有効であることが判明した。
界面科学、レオロジー