研究課題
挑戦的萌芽研究
映像作品における映像効果を高めるための音のデザイン手法を明らかにする目的で,一連の印象評価実験を行ってきた。音と映像のアクセントの同期による調和感形成には,アクセントの規則性や文脈効果が作用することが示された。文脈効果は,音と映像の印象の一致に基づく調和感にも生ずる。また,笑いや台詞をより強調するために,音楽を時間的に遅らせて付加する場合,1秒前後の最適な「間」が存在することを示した。本研究により,素人でも気軽に映像作品を制作できる状況をつくり出すことができる。
視聴覚融合デザイン