研究課題
人間の手が、固定されていない道具を紀要に動的操作するとき(ハサミの片手持ち替え、ペン回しなど)、動的に操作しやすいプロダクトデザイン(形状、機構、材質などを含む)の在り方と手姿勢の遷移状態、この二つの相互関係を考究した.このため、これまで、開発したADP(Augmented Digital-hand with Physics-engine)の活用、接触面の局所パラメータ表現や手動作の状態遷移の記号表現による解析アプローチ、さらに、操作状態と身体動作どの相互関係を見出すための研究を実施した.具体的には、手の解剖学的機能と物体形状との相関性を見るために適するデジタルハンドの把握姿勢と器用な手操作、および、物体形状や機器デザインとの関係性を見るための実験を行った.この実験において、物体の形状、手姿勢、身体姿勢との間の相関性があることを見出した.さらに、機器の操作における手の器用な操作状態は、操作時のメンタル性、認識性と相互に関係することを指摘した.
すべて 2014 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 備考 (1件)
International Conference on Informatics in Control, Automation and Robotics (ICINCO 2014)
巻: none ページ: 764/768
Proc. of Int. Conf. on IEEE Industrial Electronics, Control and Instrumentation (IECON2014)
巻: none ページ: 4046/4050
10.1109/IECON.2014.7049108
http://hhlab.org/