種々の食成分によってPI3K/AKTやp38MAPKの活性化がどのように変化するのかを、ラットの骨髄初代培養系や培養細胞系において検討し、RANKLやTNFなどのサイトカイン産生との関わりを明らかにした。また、アルツハイマー病や生活習慣病関連するPTEN遺伝子の発現解析結果を踏まえて効果的な食事のデザインを考案した。さらに食成分による遺伝子発現調節結果を踏まえて、疾患などの予防に食事のデザインを、例えば生活習慣病関連遺伝子の発現解析結果や本研究成果を踏まえて検討し、種々の疾患の治療や予防へと結びつける示唆と考察を総説論文として発表した。
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