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2013 年度 実施状況報告書

多変量解析による水溶性ビタミン栄養評価法のモデル式の推定

研究課題

研究課題/領域番号 25560059
研究種目

挑戦的萌芽研究

研究機関滋賀県立大学

研究代表者

柴田 克己  滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (40131479)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードビタミン / 尿 / ヒト / 食事調査 / 生体指標
研究概要

ヒトにおける新しい水溶性ビタミン栄養評価法の構築を目的とする.食事調査による水溶性ビタミン摂取量だけでは,水溶性ビタミン栄養状態を評価できない.尿中水溶性ビタミン排泄量は水溶性ビタミン摂取量,食事内容,身体活動強度,生活習慣などの影響を受けることに着目した.本研究では,120名の健康な女子学生を対象者とした横断研究を行う.食事調査,生活習慣調査,24時間畜尿を行い,食事調査結果,身体活動強度,生活習慣調査結果などの各因子と水溶性ビタミン排泄量との関係について多変量解析を行う.この結果に基づき,尿中水溶性ビタミン排泄量を用いて水溶性ビタミン栄養状態を評価する関係式を導出する.
自由に日常生活を営んでいるヒト80名を対象とした横断研究を行った.調査スケジュールは連続する平日4日間とした.原材料を秤量する食事記録法,生活活動の記録を行った.4日目に24時間蓄尿を行い,自記式食事歴法質問票(DHQ),自記式生活習慣質問票の回答も行った.消費エネルギーはMETsの値を使用し,総計を1日の消費エネルギー量とした.摂取量と尿中ビタミン排泄量との相関を調べた.また,消費エネルギー量や生活習慣の項目についても排泄量との関係を調べた.摂取量と排泄量ではビタミンB6と葉酸以外で相関関係が認められた.消費エネルギーと排泄量ではビタミンB6,葉酸,PaAで相関が認められた.現在,調査項目と尿中のビタミン排泄量との関係を解析中である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成25年度に目標とした100名には達しなかったが,80名をリクルートすることができた.

今後の研究の推進方策

平成26年度も,被験者数を増やすために,平成25年度と全く同じことを行う.

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公開日: 2015-05-28  

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