研究課題
挑戦的萌芽研究
介入試験ではビタミン摂取量と高い相関が認められたが,観察研究ではゆるい相関が認められる程度である.本研究では,64名の健康な女子学生を対象者とし,4日間連続の食事調査・生活習慣調査を行い,4日目の24時間畜尿を行った.食事調査結果,身体活動強度,生活習慣調査結果の各因子と水溶性ビタミン排泄量との関係について調べた.多変量解析により,調べた因子がどの程度尿中ビタミン排泄量に影響を及ぼしているかという関係式を導出するのが最終目的であるが,現段階では,調べた各因子が尿中のビタミン排泄量におよぼす影響の解析にとどまっている.
基礎栄養学