本研究は、米国の先端技術に関する学術情報を調査し、関係者からインタビューを行なうことで、創造性の萌芽を促した社会的要因を考察し、創造教育を新展開するための資料とするため実施した。米国先端技術を調査した上で、米国開催のUAVと産学連携に関する国際会議に出席し、UAV研究拠点化を進める大学を訪問して、それぞれの関係者に直接話を伺った。これらを通して、米国での先端技術に関する取り組みにおいて産業活性化と国防からの要請が顕著であることを見出した。さらに新潟大学において地域産業活性化に繋がるジェットエンジン開発を題材とした教育を施行し、学生の自主的学習において有意義であることを確認した。
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