研究課題
挑戦的萌芽研究
夜行高速バス運転士の夜間作業の実態を把握し、過労運転を防止する夜間車中仮眠の有効性について調べるために、質問紙調査と心拍測定調査を行った。その結果、夜行高速バス運転士によって睡眠の質に違いが見られ、夜間に車中でとる仮眠中の心拍数は、宿泊所でとる昼間の睡眠中よりも低くなることが分かった。眠気防止や疲労回復のためには、睡眠は必要不可欠なものであることから、質の高い睡眠をとることができる環境を整備するための基礎的研究を行った。
人間工学