研究課題
挑戦的萌芽研究
東日本大震災により太平洋に流出した津波瓦礫を監視するため、中・低解像度衛星画像を用いて津波瓦礫を抽出する新たな手法を開発し、その有効性を検証した。これらの手法を用いれば、薄い雲がかかった汚れた海域に浮かぶ津波瓦礫であっても抽出可能である。次に、日本海を漂流する海ゴミを、沿岸域に漂着する前に確認する手法の開発を行った。小規模な海ゴミは、高解像度衛星画像を用いても直接確認できないため、海ゴミを含む画素と含まない画素のスペクトルの違いに着目し、海ゴミを含む画素の候補を抽出する手法を開発した。
衛星リモートセンシング