研究課題
挑戦的萌芽研究
導電性に優れるカーボンナノチューブCNTを生体ポリマーcollagenに分散させ多孔質化したCNT/collagen多孔体に酵素を分散させることで,酵素型バイオ燃料電池用の新規電極材料の開発に成功した.しかし,構造安定性に問題があるため,collagenに架橋反応を導入した構造安定型性CNT/collagen電極材料を開発した.さらに,セルロース膜で電極全体を覆うことで酵素の流出を制御した新電極材料を開発し,安定した発電特性を持つバイオ燃料電池の開発に成功した.
生体材料学