研究課題
挑戦的萌芽研究
眼には様々なバリア機能が発達しているため、点眼液の眼内移行性は低いとされている。眼組織の奥まで薬剤を浸透させる目的でナノ粒子点眼液使用したとしてもその浸透性はまだまだ十分でない。これはナノ粒子の浸透エネルギーが濃度勾配による受動拡散だからである。ナノ粒子一個に推進力を生むエンジンを搭載させた、自動推進型ナノ粒子の作製を試み、ナノ粒子の生体組織浸透性を高める検証実験を行い、薬剤ナノ粒子の組織浸透性を格段に高める挑戦的研究に取り組んだ。
有機ナノ材料化学