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2015 年度 研究成果報告書

Exploring the structure and mechanism of formation of an artificial protein capsid, toward the development of a novel redox-responsive nano-carrier system.

研究課題

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研究課題/領域番号 25560231
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

Malay Ali  国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (40467006)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードprotein cage / self-assembly / bionanotechnology / gold nanoparticle / metal coordination / artificial capsid / smart nanomaterial / supramolecular assembly
研究成果の概要

本研究では対称構造を有するタンパク質ケージを組み立てる新しい方法を提示する。変異導入したTRAPタンパク質は、外表面上にシステイン残基を有する11員環に折り畳まれる。金クラスターと共に反応させると非常に安定性の高い空洞のケージ(TRAP-ケージ)を形成し、還元条件下で脱集合する性質を有し、ドラッグデリバリーに応用できる可能性がある。TRAP-ケージ構造は予想外に金原子が協調的に作用して連結される結果を示した。このケージは金属配位による最初の新たなタンパク質ケージの構築を示し、特有対称性の変形立方体を有する。この結果は、別の対称性を探索することで大きなタンパク質ケージを構築する新戦略を提案する。

自由記述の分野

生化学、バイオナノテクノロジー

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公開日: 2017-05-10  

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