睡眠時無呼吸症候群の発生を予防する装置の開発を行った.本装置ではいびき音がある閾値を超えた大きさになったのち,一定時間無音状態が続いた場合,ロボットアームが作動し,アーム手先が利用者の顔に触れ,寝返りを誘発する.本装置は基本的な設置場所は変わらないが,アームの手先が利用者の顔に触れることが重要であるため,ロボットの各リンクの長さが自由に変更できる必要がある.リンク長さが変更された場合,アームを動かすトルクを変更する必要があるが,自動的にトルクが調整される制御法を用いることで問題を解決し,利用者は簡単に装置を利用することができる.
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