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2015 年度 実施状況報告書

「家庭用体組成計」を用いたがん治療後リンパ浮腫の自己評価法確立に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25560264
研究機関大阪府立大学

研究代表者

西川 智子  大阪府立大学, 総合リハビリテーション学部, 准教授 (00342189)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード乳がん / リンパ浮腫 / 自己管理
研究実績の概要

先行研究では、乳がん治療後のリンパ浮腫は約25~40%の頻度で発症するとされていたが、今回の研究期間でリンパ浮腫を発生したのはわずか2名であった。このため、リンパ浮腫を発症した患者群と発症しなかった患者群において、治療後のインピーダンス値と筋肉量変化を比較し、早期発見のためのカットオフ値を解明する、という当初の計画を変更せざるを得ない状況となった。
現在までにリンパ浮腫を発症した2名の患者には、手術前・手術後のインピーダンス値に特徴的な変化が表れていることから、今後は、すべての患者の手術前・手術後のデータから治療後のリンパ浮腫の早期発見に繋がるかを分析する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

先行研究では、乳がん治療後のリンパ浮腫は約25~40%の頻度で発症するとされていたが、今回の研究期間でリンパ浮腫を発生したのはわずか2名であった。このため、リンパ浮腫を発症した患者群と発症しなかった患者群において、治療後のインピーダンス値と筋肉量変化を比較し、早期発見のためのカットオフ値を解明する、という当初の計画を変更せざるを得ない状況となった。

今後の研究の推進方策

現在までにリンパ浮腫を発症した2名の患者には、手術前・手術後のインピーダンス値に特徴的な変化が表れていることから、代替的に、すべての患者の手術前・手術後のデータから治療後のリンパ浮腫の早期発見に繋がるかを分析する計画を準備している。

次年度使用額が生じた理由

研究者の体調不良により研究の推進が困難であったため平成27年度に未使用額が生じた。

次年度使用額の使用計画

データ入力や整理・分析の補助人員の人件費と交通費、および分析プログラムの購入費用、加えて、実績報告書の作成経費へ使用する予定である。

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公開日: 2017-01-06  

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