本研究では,人々が安全に国土を歩行できるように支援する手段として,路面情報を「調査・収集・提供可能なソーシャルフレームワーク」の開発を目的とする.H24年度までに開発した「クローラ型情報収集デバイス」と「口コミ情報収集アプリ」で収集した情報をGoogle Maps上に表示するシステムの試作を終えているが,H25年度からは児童や高齢者でも簡単に扱える「情報提示デバイス」の試作と,より簡便に路面情報を収集する手段を実現するための「自動追尾型情報収集デバイス」の開発に取り組んだ.これらのデバイスを導入することにより,路面情報を「調査・提供」する機能を強化できると考える.
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