主な成果は以下の通りである。①小学校4年生のマット運動の技能については、「前転」「後転」の達成率は75%以上であったが、「側方倒立回転」は39.0%にとどまっていた、6年生の走り高跳びは、男女ともに70%以上の達成度を示していた、②ペーパーテストの結果からは、4・6年生ともに70%以上の正答率であった。③態度面については、体育授業に対する態度や授業中の行動について、意識と行動の間に差異が認められた、等の具体的事実が確認された。 本研究で設定した方法を用いた調査の結果から、現行の学習指導要領下における小学校4・6年生段階の学習状況の一端を具体的なデータをもって明らかにすることができた。
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