服地内にセンサを組み込む動作解析システムの開発を行った.服地にひずみセンサを貼り付け,肘関節の屈曲・伸展動作及び回内・回外動作を被験者5人におこなった.その結果、腕の屈曲・伸展動作では前腕の肘関節付近にセンサを取り付けて測定を行うことが有効であり,最大角度誤差は目標角度の13.8%,平均角度誤差は目標角度の2.97%であった.また、腕の回内・回外動作では橈骨側部において舟状骨付近の橈骨の茎状突起部の位置にセンサを取り付けて測定を行うことが有効であり,最大角度誤差は目標角度の18.1%,平均角度誤差は目標角度の4.2%であった。
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