研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では膝前十字靱帯(ACL)再建術者を対象にACL損傷・再建術が膝関節固有感覚及び歩容の安定性に及ぼす影響を縦断的に検討した. 結果, ACL再建術は術後6カ月において両側脚の膝関節固有感覚に影響を及ぼすこと, また前後方向の歩容の不安定性を引き起こすことが示唆された. しかし, 術後12カ月においてこれらの変化は観察されなかった. これより, 術後12カ月以内では術側脚のみならず非術側脚を同時に評価する必要があると考える.
スポーツ医科学