• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

潜在性鉄欠乏が血管内皮に及ぼす影響

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25560354
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 応用健康科学
研究機関琉球大学

研究代表者

宮城 めぐみ  琉球大学, 医学部, 助教 (60632015)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード血管内皮機能 / 鉄欠乏 / 貯蔵鉄 / 血管内皮前駆細胞 / 血流依存性血管拡張反応(FMD) / 可溶性トランスフェリン受容体(sTfR)
研究成果の概要

本研究では有経女性の体内鉄貯蔵量と血管内皮機能の関係を明らかにするために、20-40代の女性を対象に体内鉄貯蔵量の指標であるsTfR(可溶性トランスフェリン受容体)/Log血清フェリチン比、血管拡張反応検査、血管内皮前駆細胞数、酸化ストレス等を測定した。単回帰解析の結果、sTfR/Log血清フェリチン比と血管拡張反応であるFMD(%)には有意な負の影響を、HbA1c(%)は有意な正の影響を与えることが明らかとなった。したがって、有経女性において、鉄欠乏になると血管拡張反応が低下することが示唆され、鉄欠乏という栄養欠損が血管内皮に負の影響を及ぼす可能性が示唆された。

自由記述の分野

応用健康科学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi