研究課題
平成26年度には高畠ゲノムコホート研究のGWASにより得られたゲノムデータに、前年度行った高畠ゲノムコホート研究、研究協力者約1,500人のベースラインデータのDEA解析データを併せて使用することで、肥満に関しての有望なリスクモデルを構築した。(Narimatsu et al Plos One in press)また、平成26年度肥満を対象とした予防介入研究(たかはたげんきプロジェクト)の副次的評価項目としてDEA解析によって算出された効率性データを評価することを設定した。(主要評価項目はBMI)。研究参加者のうちDEA解析可能な100人以上サンプル数を確保できた。最終年度は介入研究の結果を用いて、DEA解析を用いたリスクモデルの有用性を検証する。さらには、高脂血症や糖尿病など他の疾患におけるDEAをリスクモデルの有用性についても併せて検討する。
2: おおむね順調に進展している
DEAモデルの実行可能性を明らかにしたため。また、介入研究における有効性の確認の計画も順調に進んでいるため。
構築したDEAを活用した肥満リスクモデルの有効性を予防介入研究(たかはたげんきプロジェクト)のデータを利用して有用性を検証する。高脂血症や糖尿病など他の疾患におけるDEAをリスクモデルの有用性についても併せて検討する。
学会発表および論文発表、また、介入研究の結果データの収集を次年度の予定にしたため。
次年度に主にはモデル解析の結果の論文化および介入研究データ収集のための旅費、データマネージメントおよび解析費用、論文作成関連費として使用する予定である。
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)
Plos One
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