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2015 年度 実施状況報告書

データ包絡分析法応用による個別化予防医療確立への挑戦

研究課題

研究課題/領域番号 25560363
研究機関地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所)

研究代表者

成松 宏人  地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), その他部局等, その他 (50524419)

研究分担者 中田 善規  帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (60287018)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード効率性 / 個別化医療 / データ包絡法 / 肥満 / 高血圧 / 高脂血症
研究実績の概要

平成28年度には高畠ゲノムコホート研究のGWASにより得られたゲノムデータに、前年度行った高畠ゲノムコホート研究、研究協力者約1,500人のベースラインデータのDEA解析データを併せて使用することで、肥満に関しての有望なリスクモデルを構築し論文発表した。(Narimatsu et al Plos One 2016)
さらには、高脂血症や糖尿病など他の疾患におけるDEAをリスクモデルの有用性についても併せて検討し、有望なリスクモデルの構築に成功した。

また、平成26年度肥満を対象とした予防介入研究(たかはたげんきプロジェクト)の副次的評価項目としてDEA解析によって算出された効率性データを評価することを設定した。(主要評価項目はBMI)。研究参加者のうちDEA解析可能な100人以上サンプル数を確保できた。平成27年度は介入1年後データを収集することができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

介入研究を使ったDEAモデルの評価と高脂血症、高血圧におけるリスクモデル構築についての論文発表が次年度にずれ込んだため。

今後の研究の推進方策

構築したDEAを活用した肥満リスクモデルの有効性を予防介入研究(たかはたげんきプロジェクト)のデータを利用して有用性を検証する。
また、構築した高脂血症や糖尿病など他の疾患におけるDEAをリスクモデルについての論文発表を行う。

次年度使用額が生じた理由

介入研究を使ったDEAモデルの評価と高脂血症、高血圧におけるリスクモデル構築についての論文発表が次年度にずれ込んだため。

次年度使用額の使用計画

次年度に主にはモデル解析の結果の論文化および介入研究データ収集のための旅費、データマネージメントおよび解析費用、論文作成関連費として使用する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Gene-environment interactions in obesity: implication for future applications in preventive medicine.2016

    • 著者名/発表者名
      Nakamura S, Narimatsu H, et al
    • 雑誌名

      J Hum Genet

      巻: 61 ページ: 317-22

    • DOI

      10.1038/jhg.2015.148

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] Applying data envelopment analysis to preventive medicine: a novel method for constructing a personalized risk model of obesity.2015

    • 著者名/発表者名
      Narimatsu H, Nakata Y, Nakamura S, Sato H, Sho R, Otani K, Kawasaki R, Kubota I, Ueno Y, Kato T, Yamashita H, Fukao A, Kayama T.
    • 雑誌名

      PLoS One.

      巻: 10 ページ: e0126443

    • DOI

      10.1371/journal.pone.0126443

    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり

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公開日: 2017-01-06  

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