研究課題/領域番号 |
25560389
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
勝間 靖 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (80434356)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 人間の安全保障 / 子どもの権利 / 子どもへの暴力 / 子どもの保護 / 人間開発 / 恐怖からの自由 / 欠乏からの自由 |
研究実績の概要 |
研究活動としては、2016年1月、国際刑事裁判所(International Criminal Court: ICC)のRegistrarであるHerman von Hebel氏によるセミナーを共催した。 学会活動としては、2015年7月、日本平和学会の研究大会に参加し、意見交換を行った。また、2016年2月には、オーストラリア国立大学Crawford School of Public PolicyのDevelopment Policy Centreで開催された2016 Australasian Aid Conferenceに参加し、研究発表を行った。 研究成果としては、以下の3点を刊行した。 ①「13章:子ども買春・人身取引・児童ポルノ」初瀬龍平・松田哲・戸田真紀子編著『国際関係のなかの子どもたち』晃洋書房、2015年12月、pp.234-247 (267).[ISBN: 978-4-7710-2668-1] ②「アムネスティ・インターナショナル(AI)」(p.16)、「国際緊急援助隊」(p.204)、「国際赤十字・赤新月連盟(IFRC)」(p.216)、「国連児童基金(UNICEF)」(pp.240-241)、「国連世界食糧計画(WFP)」(p.242)、「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)」(p.244)、「国境なき医師団(MSF)」(p.260)、「デュナンの平和運動」(pp.433-434)広島市立大学広島平和研究所編『平和・安全保障事典』法律文化社、2016年3月(701).[ISBN: 978-4-589-03739-8]. ③「14章:ASEANによる持続可能社会へ向けた地域人権レジームの構築」楜澤能生編著『持続可能社会への転換と法・法律学-Law and Sustainability[早稲田大学比較法研究書叢書43]』成文堂、2016年3月、pp.337-365 (368).[ISBN: 978-4-7923-3346-1]
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
フィールド調査について、現地での治安の悪化に伴い、延期することになった。
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今後の研究の推進方策 |
ジュネーブでの学会発表、西アフリカのギニアでのフィールド調査を予定している。これらに基づき、研究成果の論文による刊行を予定している。これまでの研究成果を総括して、書籍としての出版を計画している。
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次年度使用額が生じた理由 |
フィールド調査について、現地での治安の悪化により、延期したため。
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次年度使用額の使用計画 |
ジュネーブでの学会発表、西アフリカのギニアでのフィールド調査を予定している。これらに基づき、研究成果の論文による刊行を予定している。
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