本研究は、早期介入を目的に人生早期のメンタルヘルス教育を含めた予防法を開発する事を目的とする。そこで保護者、教員からみたメンタルへルスのニーズ調査を行った。教員101名(予備3名含む)、保護者82名合わせて183名から回答を得た(回収率48%)。教員が感じる子どものストレスは96%がありと回答した(保護者は88%)。教員保護者とも子どもは家族の変化などを敏感に感じとることを理解していた。子どもの悩み時、対応の有無を尋ねたところ、それらの対応を行った教員は96.7%、保護者93.2%であった。他機関との連携も67.7%が行っていた。教員保護者とも子どもとのコミュニケーションを重要に感じていた。
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