次年度の研究費の使用計画 |
本年度に、光構造変換可能な構造を有する分子を設計し開発していたが、開発の過程で、PYPの存在下で当初の設計指針よりも効果的に構造変換する分子の設計原理を見つけた。この結果、分子の再設計が必要となり、来年度に分子を有機合成しより再検証をより精密にする必要が生じ、そのための経費が必要となった。このため、次年度に経費の使用額が生じた。 新たに設計する分子の合成のための試薬の購入に600,000円、分子の精密な評価に吸収スペクトルを測定する予定であり、そのための紫外・可視分光計の購入に1,600,000円、評価に必要な生化学試薬の購入に208,840円、成果発表のための学会参加に要する旅費として200,000円を支出する予定である。
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