研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒストン N および C 末端に存在するヒストンテール (20~30残基) におけるアセチル化、メチル化、リン酸化等の翻訳後修飾はクロマチンを構成する種々の生体分子の組成・分布に影響を与え、エピジェネティクスに基づく遺伝子発現制御において重要な役割を果たしている。以上の背景を踏まえ、分割型GFPフラグメントに対し、高次構造既知のヒストン翻訳後修飾認識ドメインを複合化することで、ヒストンテールペプチド上の特定翻訳後修飾パターンを特異的に検出可能な蛍光タンパク質型プローブの構築を達成出来た。
生物有機化学