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2014 年度 研究成果報告書

南アジアの紅玉髄製工芸品の流通と価値観-「伝統」を支える社会システムの考察

研究課題

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研究課題/領域番号 25570013
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 地域研究
研究機関神戸夙川学院大学

研究代表者

小磯 学  神戸夙川学院大学, 観光学部, 教授 (40454780)

連携研究者 村山 和之  和光大学, 表現学部, 講師 (80453968)
遠藤 仁  総合地球環境学研究所, 研究員 (80551548)
渡邊 三津子  奈良女子大学, 共生科学研究センター, 協力研究員 (10423245)
小磯 千尋  大阪大学, 言語文化研究科, 准教授 (00624206)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード紅玉髄製ビーズ / 工芸品 / 装身具 / ナガランド / 南アジア / 交易 / 社会システム / 信仰
研究成果の概要

本調査研究の目的は、インドの東端のナガランド州の紅玉髄製ビーズ・装身具の流通と価値観を、その歴史的背景と今日の現状を調査することで明らかにすることにある。
ナガランド地方は東南アジアや中国南部とも接し、古来交易の要所であったと考えられ、限定的ながら数百年ほど前からすでに紅玉髄製ビーズが流通していたことが裏づけられている。しかし近現代では、急速に進んだキリスト教化や中央政府との紛争によって紅玉髄製ビーズをめぐる文化が衰退してしまった。ただしそれでもなお、装身具は先祖から受け継がれてきた家宝として意識され、ナガとしてのアイデンティティの拠り所としてその伝統が保持されていることが確認できた。
ガ

自由記述の分野

南アジア地域研究

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公開日: 2016-06-03  

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