研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の成果は、ミクロネシア女性たちをはじめ現地の人びとからの聞き取りから「南洋伝道団」の残したものは教会という空間だけではなく、実在したという記憶の語りが継続されていることがわかったことである。これはこの「地域研究」におけるジェンダー視点の必要性を明確にすることにつながる。また、「南洋伝道団」が誰によって、何の目的で送られたのかということを明らかにした。そして、史・資料の分析の中で国家の宗教介入のことを示すことができた。
社会倫理学