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2015 年度 研究成果報告書

分析哲学における存在論の復権に関する思想史的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25580004
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 哲学・倫理学
研究機関日本大学 (2014-2015)
宮崎大学 (2013)

研究代表者

伊佐敷 隆弘  日本大学, 経済学部, 教授 (50274767)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード分析哲学 / 存在論 / 形而上学 / 分析形而上学 / メタ形而上学 / 存在の謎 / 検証原理
研究成果の概要

「存在の謎」(なぜ無ではなく何かが存在するのか)をめぐる現代の論争状況を見ると,分析哲学において存在論が完全に復権したことが分かる。復権の原因は,(1)検証原理の持つ困難,(2)クワインの全体論,(3)ストローソンの記述的形而上学,(4)クリプキの固定指示論の4つである。しかし,科学主義者クワインの貢献は限定的であり,ストローソンが概念の構造を探究したのに対し,現代の存在論は実在の構造を探究し,「アプリオリかつ可謬的」という特徴を持つ。現代の存在論は実在論的であり,経験科学に深く関わりつつも,経験科学から自立している。

自由記述の分野

哲学

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公開日: 2017-05-10  

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