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2015 年度 研究成果報告書

フランシュ=コンテ社会から見たプルードン理論の現代的可能性

研究課題

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研究課題/領域番号 25580018
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 思想史
研究機関埼玉大学

研究代表者

三浦 敦  埼玉大学, 人文社会科学研究科(系), 教授 (60261872)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードプルードン / フランシュ=コンテ地方 / 労働所有論 / アソシエーション / 土地所有
研究成果の概要

本研究は、プルードンの社会理論を、プルードンの出身地であるフランス・フランシュ=コンテ地方の農村の慣行との連続性の中で捉えようというものである。実際、プルードンの唱えた所有論や無償信用論などは、実はプルードンが理論を提示する前からフランシュ=コンテ地方の農民の間で慣行として行われてきたものであり、しかもその慣行を通じてフランシュ=コンテ地方は農業を現代経済に適合させてきたのであった。このように、プルードン理論は、過去の理論なのではなく、今日の農民の経済戦略の中に具現化しているのであり、そこにプルードン理論の現代における可能性がみられるのである。

自由記述の分野

農村社会研究

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公開日: 2017-05-10  

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