研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、日本の都鄙観念のしくみと史的展開を考究することで、日本の文学史、文化史の本質を捉える新たな視点を確立することをめざしたものである。古代から近世前期に至る文学テキストの記述を調査し検討することによって、日本の都鄙観念について、(A)その基本的なしくみ、(B)その史的展開、(C)この観念をめぐって浮かび上がる文学史、文化史にかかわる重要な課題を明らかにして、所期の目的を達成することができた。
日本文学