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2016 年度 研究成果報告書

準契約概念の系譜的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25590018
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 民事法学
研究機関千葉大学

研究代表者

金子 敬明  千葉大学, 大学院専門法務研究科, 教授 (80292811)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード準契約
研究成果の概要

これまで、不当利得法といえばドイツ法が圧倒的な体系性をもつとされ、日本でも外国法としてはもっぱらドイツ法が参照される傾向にあった。しかし、フランスの不当利得法を対象に、その内在的な論理に従って、訴権を基準に類型化して分析したうえで、さらに類型相互間の影響関係を叙述する、という方法をとる場合に、同じ対象についてドイツの類型論をあてはめて外在的に分析する論考と比較して優位性をもつことが示された。今後は、訴権中心の類型化という手法を、フランスのみならず、その他の法体系の不当利得法の分析の際に用いることで、未解明の問題のありかや、法的問題へのありうる解決を考える際の指針を得られることが期待される。

自由記述の分野

民法

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公開日: 2018-03-22  

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