研究課題
挑戦的萌芽研究
脳神経外科に入院した患者を対象に調査を行い、侵襲的医療行為に対するインフォームドコンセント(IC)の現状を調査した。脳出血等による意識障害のために同意能力が制限されている患者のICは多く近親者が行っていることが判明した。同意能力がある患者でも近親者が承諾書に本人の署名をすることがあり、患者の自己決定権の視点から問題があることが判明した。それに関わる議論や立法政策は発展途上であり、米国やカナダの法制度と比較すると未熟であると考えられ、速やかな立法の整備が必要であると考えられた。
医療契約