研究課題
挑戦的萌芽研究
競争が激化する社会において、各国がいかに国際的発展戦略を図っているかについて、特に、日本、中国、インドについて検討した。中国では、戸籍制度が人々の自由な移動を阻止している実態を把握し、インドにおいてはカースト制度に基づく社会共同体から抜け出すと孤立化するリスクが高まり、移動の大きな障害になっていることを認識した。日本では、土地政策に対する様々な規制が、人々の移動を拒み、ひいては地方経済の停滞、さらには国際化を遅らせていることを指摘した。
国際マクロ経済学