研究課題/領域番号 |
25590076
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
廣瀬 紳一 京都大学, 経営学研究科, 准教授 (00414079)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
キーワード | 人材アセスメント / サービス / 海外展開 |
研究概要 |
- 平成25年度は、本研究課題の実施準備段階として、現時点での世界的な研究動向の調査と把握を実施した。具体的には、海外企業におけるサービス人材の海外展開事例について、書誌情報をベースとした調査を推進した - 現時点での研究方針としては、申請時に想定していた「海外出張を伴う調査」という方法のほかに、「日本国内で実施できる調査方法」について、調査対象企業に打診・調整中である。具体的には、海外でサービス事業を立ち上げてから、任務を終えて帰国している人材を対象として、日本国内でアセスメント調査を行うという方法である - 日本国内で調査が実施できる場合には、海外渡航旅費として想定していた予算を、人材アセスメント専門家の人件費として加重配分し、事前計画よりも詳しく、なおかつ精度の高い人材アセスメント調査が実現できると期待される - 今後の人材アセスメント調査の活動については、本研究応募当初の計画に準じて、平成26年度に探索的調査(望ましい人材特性のサーチと同定)、平成27年度に確認的調査(同定された特性に基づく評価の有効性・妥当性の検証)を実施する方針である - 研究パートナーとして予定している、人材アセスメントを専門としている企業サイドの研究推進体制の整備が平成25年度においては遅延したため、本年度(平成25年度)には出費を抑制し、平成26年度以降の本格調査のために最大限、研究基金原資の留保を行った
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
日本において30年以上にわたり、人材アセスメントを専門的に行っている企業を研究パートナーとして想定している。当該企業と平成25年度に研究体制の整備について打合せを進めてきたが、先方の推進体制が今年度は十分に立ち上がらなかった。現在、平成26年度の推進体制とスケジュールについて調整中である
|
今後の研究の推進方策 |
- 研究パートナー企業と共同推進体制を確立する - 調査対象とするサービス関連企業(研究パートナー企業とは異なる)の協力意思確認を最終化する - 詳細な推進スケジュールの起案・調整・合意を進める - 平成25年度内に実行可能な活動内容の明確化により、達成目標を明らかにする
|
次年度の研究費の使用計画 |
- 研究パートナー企業の取り組み体制が平成25年度に十分に立ち上がらなかった - そのため、パートナー企業と共同で実施する予定であった一連の活動について、次年度以降に先送りせざるを得なかった - 平成25年度および平成26年度に、研究パートナー企業との活動を本格的に立ち上げ、専門家による人材アセスメント調査を本格化させる
|