研究実績の概要 |
第2年度は、初年度に行った、BSCに批判的論文、例えばNørreklit, H.H., (2003) “The Balanced Scorecard: What is the Score? A Rhetorical Analysis of the Balanced Scorecard.” Accounting, Organizations and Society. 28, pp.591-619に見られるような批判的な論調の論文等を事例と論文を文献収集したので、その批判にすべての共同研究者で議論しながら批判に応える見解をまとめつつある。 すでに、世界各国での医療BSCの利用を事例や論文を2009年のPink, G.H., Zelman, W.N.および髙橋の論文の枠組みを使用して、論文や事例を収集し分類した。さらに地域別に医療BSCの様々な事例や論文を収集した。したがって、昨年は、追加資料の収集とイタリア、ドイツの現場を調査し、現地で担当者や研究者と議論することで内容を精査してきた。 研究成果としては、ガバナンスでのBSCの病院での利用の論文を1本発表した。その他は、現在2本執筆中であり中間の成果公表は3年目になる。
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