研究課題/領域番号 |
25590104
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研究機関 | 武蔵大学 |
研究代表者 |
荒田 映子 武蔵大学, 経済学部, 教授 (00386351)
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研究分担者 |
下川 拓平 武蔵大学, 経済学部, 教授 (00267337)
神楽岡 優昌 武蔵大学, 経済学部, 教授 (40328927)
井上 健一 駒澤大学, 法学部, 教授 (60287852)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 会計 / 協力ゲーム理論 / コア / シャープレイ値 / 制度設計 |
研究実績の概要 |
平成27年4月1日~平成28年3月31日:産前産後休暇、および育児休業による中断。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
昨年度は、代表者荒田の体調不良(妊娠)のため、進捗がおくれていた。また、今年度は荒田が産前産後休暇、および育児休業のため、科研費のプロジェクト自体を休止していた。
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今後の研究の推進方策 |
進捗状況は遅れてはいるが、いくつかの成果は荒田との擦り合わせを待つだけというものもある。そのため次年度の早い段階では、それらが公表される予定である。 当初は応募段階で念頭にあった減価償却ゲームをさまざまな会計ルールに適用する予定であたが、2年間の検討の結果、元のモデルの精緻化を計ることにした。そこで、これまでは協力ゲーム理論における既存の解概念で現行の会計制度を説明することを試みたが、今後は、複数ありうる会計処理方法のなかから特定のものだけが制度として残るその理由を説明する会計固有の解概念を発見することを目的とする。それにあたっては、会社法やファイナンスにおける知見も利用する。
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次年度使用額が生じた理由 |
代表者である荒田の産前産後休暇および育児休業を取得によるプロジェクト休止のため、2014年度の次年度使用額がそのまま繰り越されている。
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次年度使用額の使用計画 |
制度設計に必要な大規模計算を行うためのGPU演算モジュールを購入する。
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備考 |
IWEI,Interdisciplinary Workshop of Economics and Institutions は、経済および諸制度についてさまざまな観点から行われた研究について、報告、議論する場である。複数の研究者の研究費で運営しているが、本プロジェクトの成果はほぼすべてこの場で報告している。
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