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2014 年度 実施状況報告書

病・障害当事者による災害支援活動をめぐる組織間ネットワーク研究

研究課題

研究課題/領域番号 25590122
研究機関立命館大学

研究代表者

渡辺 克典  立命館大学, 衣笠総合研究機構, 准教授 (60509181)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード災害弱者 / 組織間ネットワーク
研究実績の概要

日本における病・障害当事者による災害支援活動の歴史について、支援活動を担う当事者団体に着目し、それらの団体が病・障害当事者運動組織から再編されてきた歴史を組織間ネットワーク研究から明らかにする。平成26年度は平成25年度からおこなっているデータ・事例収集の継続とネットワーク分析にむけたデータベース作成に集中的に取り組んだ。また、研究成果物として共編著の編集にも取り組んだ。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

データ収集やコード化作業についてはおおよそ予定通りに進めることができたが、成果のひとつである共編著の刊行が遅れ、全体スケジュールにやや遅れが出てしまっている。

今後の研究の推進方策

データ・事例収集にもとづく病・障害当事者の運動組織、組織的活動、組織間ネットワークに関するコード化を完了させ、ネットワーク分析にもとづく論文作成に着手する。やや遅れが出ている成果出版物(障害者や病者、高齢者、マイノリティなどについて「社会関係」の視点から編纂した共編著)について早期に取り組み、最終年度としてのまとめをおこなう。

次年度使用額が生じた理由

成果のひとつである共編著の刊行が遅れ、全体スケジュールにやや遅れが生じ、研究計画を予定通り推進することができなかった。

次年度使用額の使用計画

全体スケジュールにやや遅れが出てしまったため生じた資料収集やデータ入力に関わる人件費・謝金を当初の年度計画よりも拡大して運用する。それ以外の部分については、計画通りこれまで収集・整理したデータをもとにイベント分析、ネットワーク分析をおこなう。また、これらの分析過程において必要となったデータ・資料について、補足的な資料収集とインタビュー調査をおこなう。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] 障害学と障害者運動の研究動向2014

    • 著者名/発表者名
      渡辺克典
    • 雑誌名

      保健医療社会学論集

      巻: 第25巻1号 ページ: 24-29

    • 謝辞記載あり

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公開日: 2016-05-27  

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