研究課題
挑戦的萌芽研究
第一に、視覚障害者が自立生活と社会参加を実現するうえで、盲導犬の果たす役割は大きく、意義深いことが明らかとなった。ユーザーの行動の自由が保証され、行動半径も広がるなど、他者と交わりながらより自立した生活を送ることが可能となった。第二に、盲導犬の普及と育成上の課題については、盲導犬に対する社会認知がいまだ十分とはいえないものの、盲導犬に対する理解と関心は徐々に高まっていること、また盲導犬の育成にあたっては財政的な支援が不可欠であることが明らかとなった。
社会福祉