研究課題/領域番号 |
25590192
|
研究機関 | つくば国際大学 |
研究代表者 |
山田 圭介 つくば国際大学, 産業社会学部, 助教 (40642921)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | メンタルタフネス |
研究実績の概要 |
平成26年度は,面接調査の分析を行い,その結果をもとにメンタルタフネスを測定する尺度を作成することとその生成過程につて明らかにすることを予定していた。しかしながら,面接調査の結果を分析する手法である修正版グラウンデッドセオリーアプローチの手法を習得することに時間を要したことや充分な研究の時間が確保できなかったことなどから,面接調査の分析を実施している最中である。つまり現段階では,個人が本番に強くなっていく過程や本番に強い個人に特徴的な思考(認知)についての分析を継続している段階にある。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
面接調査の結果を受けて,修正版グラウンデッドセオリーアプローチを用いて分析を行う予定であった。しかしながら,以下の理由により,研究に遅れが生じた。①分析方法が習熟を要する手法であったため,その習得と実施に時間を要したこと,②研究以外の業務により本課題についての充分な研究時間を確保することができなかったことである。以上を受けて,「遅れている」という評価を行った。
|
今後の研究の推進方策 |
分析を早急に終わらせ,7月上旬までに質問紙調査の尺度項目を決定する。そして7月中に1度目の質問紙調査を行う。そして8月に2度目の質問紙調査を実施し,大学の後期開始時点より実験的な介入研究に移る予定である。
|
次年度使用額が生じた理由 |
研究計画と照らし合わせ,年度の使用額を質問紙調査を業者に依頼する費用として計上していたが,研究に遅れが生じていることを受け,次年度にその費用を繰り越すこととしたため次年度使用額が生じた。
|
次年度使用額の使用計画 |
質問紙調査に関する費用と介入研究を実施する際の人件費や参加者への謝礼として使用する予定である。
|