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財政再建が達成されたオーストラリアの教育改革を研究した結果、次の点が明らかになった。第一に、財政再建の達成にもかかわらず、効率的な学校経営が追及され、そのための手段として、スクールリーダーの力量向上が求められている。第二に、効率性と成果向上を両立する手段として、教育予算配分方式が改革されている。公平を担保する観点から予算配分方式が設定されていることが興味深い。第三に、オーストラリアでは、財政再建・効率化を非常に必要と考える認識が政府、マスコミ、国民の間に存在している。その結果、財政再建が達成されていても、効率性が要求されている。
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