研究課題/領域番号 |
25590220
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
三浦 佳子 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 副歯科衛生保健部長 (20396972)
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研究分担者 |
木下 淳博 東京医科歯科大学, 図書館情報メディア機構, 教授 (10242207)
近藤 圭子 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (20282759)
須永 昌代 東京医科歯科大学, 図書館情報メディア機構, 助教 (90581611)
足達 淑子 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 歯科衛生保健部長 (90420265)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 歯科衛生士教育 / 新人教育 / 復職支援 / eラーニング / コンピュータシミュレーション教材 / コンピュータ支援学習 |
研究実績の概要 |
平成25年度から作成した新人教育プログラム用の教材と新人オリエンテーション資料を、本学のeラーニングシステムに掲載し、歯科衛生士スタッフ全員が閲覧できるように設定した。これにより新人がどのようなオリエンテーションや新人研修を受けているかを、eラーニングシステム上で確認できるようにした。新人教育担当者の研修を26年度も行った。 新人歯科衛生士、復職者に必要とされる教材として、矯正歯科における口腔筋機能療法(以下MFT)に関する歯科衛生士用コンピュータシミュレーション教材について、平成25年度に教材テーマのリストを作成し、それに基づいて、新規に教材開発を行ってきたが、平成26年度も引き続き行ない、予定の教材をすべて完成させた。開発した教材は、歯学部シミュレーション教材作成小委員会で、内部評価した。その後、開発したコンピュータシミュレーション教材を東京医科歯科大学歯学部附属病院歯科衛生士や東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科4年生、また横浜歯科技術専門学校歯科衛生士学科3年生と教職員に実施させた。実施後のアンケート調査により、教材の評価を行った。また、新人歯科衛生士や復職者等キャリアが浅い歯科衛生士の知識・技術を補えるようなコンピュータシミュレーション教材として、患者指導用MFT教材の開発も引き続き進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
新人教育プログラム用のパワーポイント教材とコンピュータシミュレーション教材をeラーニングシステムに掲載し、学内外からオンラインで学習できるようにし、平成26年度新人に平成26年4月に実施した。新人教育、復職支援に必要なMFTに関するコンピュータシミュレーション教材の新規開発も順調に進み、歯科衛生士用コンピュータシミュレーション教材は完成し、患者指導用MFT教材の開発も進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
作成した新人教育プログラムを平成27年4月入職者に実施する。また歯科衛生士や歯科衛生士養成課程の学生などに対して開発したコンピュータシミュレーション教材を活用してその評価を行う。これらを基に新人教育プログラム、コンピュータシミュレーション教材について改良を行う。 新人歯科衛生士や復職者等キャリアが浅い歯科衛生士の知識・技術を補えるようなコンピュータシミュレーション教材として、患者指導用MFT教材の開発をさらに進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
今後新規開発する予定の教材があるため、年度内に残額の範囲で無理に少額物品を購入するよりも、翌年度分と合わせて必要な物品の購入や、旅費にした方が研究目的の達成に資するため。
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次年度使用額の使用計画 |
平成27年度分予算と合わせて映像記録用媒体、ソフトウエア等の研究に必要な物品を購入や研究成果発表や情報収集のための旅費にする。
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