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2013 年度 実施状況報告書

日本の大学経営におけるデータに裏付けされた意思決定支援の適応可能性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25590223
研究種目

挑戦的萌芽研究

研究機関独立行政法人大学評価・学位授与機構

研究代表者

浅野 茂  独立行政法人大学評価・学位授与機構, 研究開発部, 准教授 (50432563)

研究分担者 嶌田 敏行  茨城大学, 学内共同利用施設等, 助教 (00400599)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードInstitutional Research / 意思決定支援 / 大学経営 / 組織論
研究概要

平成25年度は、研究計画書に沿って、以下の作業を実施した。
1.平成25年8月23日(金)に神戸大学で開催された「大学評価担当者集会2013」の第一分科会において、これまで検討してきた分析枠組みを試行的に実践し、今後の日米における調査枠組みとしての妥当性を検証した。
2.上記の結果と併せて、日米の大学におけるケース・スタディを行うための共通の調査枠組みを確定した。
3.実施した訪問調査の結果を整理・分析し、論文に取りまとめた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

申請時に策定した研究計画に沿って、日米における調査の分析枠組みの修正・確定までは実施できている。研究代表者の所属機関の変更に伴い、意思決定モデルの枠組みのレビューについて、一部の文献収集に遅れが生じたため、一部、対応できなかった作業を今年度の早い段階で対応する予定である。

今後の研究の推進方策

平成26年度は、意思決定モデルの枠組みのレビューを実施するとともに、本研究課題を通じて検討・確定した分析枠組みに沿って、日米の高等教育機関における事例調査を実施する。これらの作業を通じて、申請時に策定した研究計画を着実に達成したい。

次年度の研究費の使用計画

平成25年10月まで、研究代表者の所属機関において、本研究課題と関連する活動に係る支出の一部が本務と密接に関連していたため、所属機関の予算で処理した。そのため、当初予定していた本研究課題での予算執行とはならず、次年度の使用額として繰り越した。
平成26年度は、米国IR協会(AIR)での研究成果の発表、及び米国における事例調査に係る必要経費として使用する。また、意思決定モデルのレビューに必要となる新たな文献の購入費に充てる予定である。

  • 研究成果

    (12件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 図書 (3件) 備考 (3件)

  • [雑誌論文] 米国におけるインスティテューショナル・リサーチ部署による意思決定支援の実際2014

    • 著者名/発表者名
      浅野茂,本田寛輔,嶌田敏行
    • 雑誌名

      大学評価・学位授与研究

      巻: 15 ページ: 35-54

    • 査読あり
  • [学会発表] IR業務を踏まえた大学基本情報の活用可能性について2013

    • 著者名/発表者名
      浅野茂,嶌田敏行,大野賢一
    • 学会等名
      第2回大学情報・機関調査研究集会
    • 発表場所
      くにびきメッセ(島根県松江市)
    • 年月日
      20130902-20130902
  • [学会発表] 米国におけるIRによる意思決定支援と我が国での活用について2013

    • 著者名/発表者名
      浅野茂,本田寛輔,嶌田敏行
    • 学会等名
      大学評価担当者集会2013
    • 発表場所
      神戸大学
    • 年月日
      20130823-20130823
  • [学会発表] 神戸大学における評価を中心としたIR活動2013

    • 著者名/発表者名
      浅野茂
    • 学会等名
      神戸大学評価・IRシンポジウム
    • 発表場所
      神戸大学
    • 年月日
      20130822-20130822
  • [学会発表] ゴミ箱モデルから見たIR 部門による学内の意思決定支援-米国の5 つの大学の訪問調査結果から2013

    • 著者名/発表者名
      浅野茂,本田寛輔,嶌田敏行
    • 学会等名
      日本高等教育学会第16回大会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      20130525-20130525
  • [学会発表] 米国のインスティテューショナル・リサーチ(IR)をどのように理解するか-日本での幻想を和らげる為の新しい四象限分析-2013

    • 著者名/発表者名
      嶌田敏行,本田寛輔,浅野茂
    • 学会等名
      日本高等教育学会第16回大会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      20130525-20130525
  • [図書] 評価IRシンポジウム「大学に求められるIR機能の実現に向けて」報告書2013

    • 著者名/発表者名
      神戸大学企画評価室
    • 総ページ数
      67
    • 出版者
      神戸大学
  • [図書] 大学評価担当者集会2013 第一分科会「評価とIR:活用編」実施報告書2013

    • 著者名/発表者名
      大学評価コンソーシアム(嶌田敏行ほか)
    • 総ページ数
      146
    • 出版者
      PDFによるWeb公表
  • [図書] IR実践に向けた数量データ分析に関する勉強会報告書2013

    • 著者名/発表者名
      大学評価コンソーシアム(嶌田敏行ほか)
    • 総ページ数
      35
    • 出版者
      PDFによるWeb公表
  • [備考] 評価IRシンポジウム「大学に求められるIR機能の実現に向けて」報告書

    • URL

      http://www.kobe-u.ac.jp/topics/top/pdf/t2013_12_10_02-1.pdf

  • [備考] 大学評価担当者集会2013 第一分科会「評価とIR:活用編」実施報告書

    • URL

      http://iir.ibaraki.ac.jp/jcache/index.php?page=acc2013

  • [備考] 「IR実践に向けた数量データ分析に関する勉強会」実施報告書

    • URL

      http://iir.ibaraki.ac.jp/jcache/index.php?page=ir20130509

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公開日: 2015-05-28  

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