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2013 年度 実施状況報告書

日本人海外留学生対象の異文化間教育に食の健康教育を導入する試み

研究課題

研究課題/領域番号 25590236
研究種目

挑戦的萌芽研究

研究機関一橋大学

研究代表者

高浜 愛  一橋大学, 大学院法学研究科, 講師 (90444645)

研究分担者 田中 共子  岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (40227153)
兵藤 好美  岡山大学, 保健学研究科, 准教授 (90151555)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード留学生 / 日本人留学生 / 海外留学 / 派遣 / 異文化間教育 / 食育 / 健康教育 / 留学生教育
研究概要

研究の初年度にあたる平成25年度は、「異文化間食育プログラム」の開発の準備を進めることを計画した。まず食育プログラムの基礎となるデータの蓄積に必要不可欠な探索的調査を行うため、調査項目の策定に取り組んだ。続いて、日本から海外の大学に派遣され、1か月程度の短期語学研修等に参加した日本人学生に対して、留学前と留学中の食生活や健康状態に関する調査を実施した。さらに、1年程度の長期留学を経験した日本人学生についても、短期留学生と同様に留学前と留学中の食生活や健康状態に関する調査を実施した。長期留学生のより詳細な食生活と健康状態を把握するため、研究代表者が英語圏の大学等の留学先に赴き、面接調査も実施した。最後にこれらの各種調査から得られたデータを整理・分析し、平成26年度以降に食育プログラムの試案が作成できるように準備を進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

事前に計画した通り、平成25年度初めに策定した質問項目をもとに、日本からの海外短期および長期の2種類の留学生を対象として、予備的調査を実施できたため。

今後の研究の推進方策

3年にわたる本研究の2年目にあたる平成26年度は、平成25年度の研究から得られたデータの整理・分析を進め、その結果をもとにして、海外で学ぶ日本人留学生向けの異文化間食育プログラムの試案を作成することを計画している。食育プログラムは、留学先の国・地域や調理技能の有無などを考慮に入れたものの試案を提案できるように試みる。また、開発したプログラムを、海外留学予定のある学生に対して提供し、渡航後の様子を継続的に調査する。

次年度の研究費の使用計画

家族の体調不良により予定していた海外出張を延期することが必要となったため。
次年度(平成26年度)において、同様の海外出張を実施する。

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公開日: 2015-05-28  

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